新型コロナウイルスの感染拡大防止で教育機関の臨時休校が相次ぐ中、千歳市の日本航空専門学校などが授業をインターネットでライブ配信する「オンライン授業」を取り入れ始めた。自宅で安心して学べることで学生からも好評。発言も積極的になるなど一定の成果も出ている。
同校は4月2日に開始予定だった新年度の授業を5月18日まで延期。学習計画に遅れが出ないよう9日から米マイクロソフト社が開発したアプリ「チームス」を使ったオンライン授業をスタートした。スマートフォンやパソコンの画面上に教員と学生の顔が映し出される仕組み。現在は2、3年生を対象に実施し、一度の授業で15~100人が受講。16日からは1年生にも導入する。
国際航空ビジネス科の蟹田甲師教諭(42)は「思ったよりも授業がしやすい」と述べ、空港技術科の村松拓哉教諭(28)も「表情を見ながら授業を進めることができ、学生も積極的に発言している」と話す。
休校対応で3月から延期していた期末試験もオンラインで15~24日に実施予定。また、教職員らの趣味を紹介する動画も取り入れるなど、学生とのコミュニケーションも意識しながら登校再開に備える。
苫小牧市内では、今月10日から5月6日まで臨時休校とした苫小牧工業高等専門学校が15日からオンライン授業を開始。千歳市では公立千歳科学技術大学が今月20日から5月10日まで一部授業を対象に導入するとしている。
















