苫漁協 サケ稚魚の放流始まる、昨年より11日早く

苫漁協 サケ稚魚の放流始まる、昨年より11日早く
水面にきらきら光るサケの稚魚=16日午前9時ごろ、錦多峰さけ・ますふ化場

 苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)は16日、苫小牧市錦岡の錦多峰さけ・ますふ化場で錦多峰川へのサケ稚魚の放流を始めた。今冬は水温が高く稚魚の生育も順調で、昨年より11日早い。5月上旬をめどに放流を終える予定だ。

 苫小牧漁協による「育てる漁業」。錦多峰川で「うらい」と呼ばれる仕掛けで親魚を捕り、同ふ化場で人工授精している。今季は昨年9月27日~11月21日に受精卵約480万粒を確保した。今年2月12日からふ化場屋外の飼育用の池で稚魚を育て、この日までに最長5・93センチ、最大1・86グラムに成長した。

 この日は伊藤組合長をはじめ漁業者、漁協職員ら4人が稚魚約57万匹を放流。池と錦多峰川は水路でつながっており、水をせき止めていた板を外すと、稚魚は流れに抵抗しながらも続々と川へ。小さな魚体で水面いっぱいに銀りんを光らせ、伊藤組合長は「無事に戻ってきてくれたら」と見送った。

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