苫小牧市 学童保育継続へさらなる現場の負担を懸念、保護者に利用自粛呼び掛け

苫小牧市 学童保育継続へさらなる現場の負担を懸念、保護者に利用自粛呼び掛け

 苫小牧市は新型コロナウイルス感染拡大防止のため市内の小中学校が一斉休校する20日以降も、市の学童保育「放課後児童クラブ」で子どもの受け入れを継続する。共働き世帯などを支援するためだが、長時間の対応で現場職員の負担が高まる懸念もあるため、保護者側には極力、家庭保育で対応するよう呼び掛けている。

 放課後児童クラブは共働き家庭などの小学生を一時的に預かる学童保育所で、小学校の校舎内や敷地内、児童センター内などに設置。市内の児童クラブ数は現在34カ所で、登録者数は約1300人。

 同クラブは4月20日から5月6日までの臨時休校期間中、日祝祭日を除く毎日、午前7時45分から午後6時30分に開室する。それぞれ換気や手洗いなどウイルス感染予防対策を実施しているが、さらなるリスク軽減に向けて集団を最小化する必要があるとし、保護者にできる限り家庭内で対応するよう呼び掛ける方針。市青少年課によると、平常時の利用は1日当たり登録児童の7割に上るが、休校中は5割以下にしたい考え。

 働く親は今回の対応を複雑な思いで受け止める。小学1年の長男が児童クラブを利用しているという市内植苗の自営業の佐藤晶子さん(33)は、「下の2人の子どもが通う保育園からも登園の自粛が要請されそう。できる限り子どもたちと家で過ごしたいが、従業員を守るためにも働かないといけない」と対応に苦慮する。

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