道は20日、新型コロナウイルスの軽症、無症状感染者を民間施設で受け入れる宿泊療養を、ホテル東横INN札幌すすきの南(中央区)で開始した。約120室を確保し、3階にはPCR検査室なども設置している。
道内でも感染者の多い札幌圏域では、感染症病床と一般病床併せて175床(札幌市171床、千歳市4床)を確保しているが、17日までに100人以上が入院。ここ数日2桁台の感染者が発生していることから、病床数の限界も近い。
道が10~16日に行った宿泊施設の意向調査では、26施設が計4842室の提供意向を示し、20日から宿泊療養の実施を決定。対象施設は規模などを踏まえ、同ホテルとなった。鈴木直道知事から災害派遣要請を受けた陸上自衛隊員がホテル内での患者と医師の適切な移動経路を確保するなど感染対策を支援する。
宿泊療養の開始に先立ち、18日、鈴木知事が同ホテルを視察した。「安心して療養していただける環境が整っていると自分の目で確認できた。意見を聞きながら皆さんが安心できる環境を提供していきたい」とし、「120部屋で何とか抑えられればいいが、(感染者が増え続ければ)札幌市のみならず他の地域でも宿泊療養を検討していく」と話した。
















