道と札幌市は21日、新型コロナウイルスの感染者が新たに22人確認されたと発表した。このうち、クラスター(感染集団)が発生している医療機関のスタッフや入院患者の感染が17人を占め、院内感染の拡大は深刻さを増している。札幌市と石狩管内のいずれも70代の男性2人が亡くなり、道内での死者は計23人となった。
国立病院機構北海道がんセンター(札幌市白石区)では、20~50代の女性看護師6人と50代の男性医師の計7人の陽性が判明。関係する感染者は43人に膨れ上がった。札幌呼吸器科病院(白石区)でも新たに50代の女性看護師3人と30代の女性職員、70代の入院患者女性の計5人が感染。同病院関連の感染者は44人になった。
札幌厚生病院(中央区)では30代の女性看護師と、年齢・居住地・職業非公表の入院患者の計2人が陽性となり、同病院関連の感染者は8人に増えた。遠軽厚生病院(オホーツク管内遠軽町)では、20~30代の女性医療スタッフ3人の感染を確認。同病院関連の感染者は計9人となり、道は新たにクラスターが発生したとの見解を示した。
この他、札幌市立新琴似緑小学校(北区)の40代の給食調理員女性も陽性が判明。同校の給食調理員の感染は、12日の50代女性に続き2人目となる。
道内の21日午後4時現在の累計検査人数は4554人。感染者は延べ473人(実人数468人)となり、退院を含め治療を終えたのは189人。現在の患者数は261人で、うち10人が重症という。
















