新型コロナウイルスの感染対策が広がる中、政府の布マスク配布事業などを悪用して個人情報を盗もうとしたり、商品を一方的に送りつけて金銭を要求したりする悪質商法が首都圏などで増えているとして、苫小牧市消費者センターが注意を呼び掛けている。担当者は「市内での発生はないが、不審に感じた場合はすぐ当センターなどに相談してほしい」としている。
国民生活センター(東京)によると、同ウイルスの感染拡大が問題になった2月以降、首都圏などで官公庁を名乗り「マスクを届けるので家族構成を教えて」といった不審な電話やメールが増えている。担当者はマスクや消毒液が突然自宅に届き、高額な商品代を要求される手口も挙げ、消費者庁ホームページで紹介されている対処法などの活用を呼び掛けている。
苫小牧消費者センターは「政府が配る布マスクは透明な袋に入った状態で届く。身に覚えのない商品は送り主に連絡せず、お金も払わないでそのまま保管してほしい」とアドバイスする。事前連絡がなく商品が届いた場合、売買契約は成立していないため、到着から14日後には自由に処分できるという。
同センターの相談員はまた、1人10万円の特別定額給付金に関しても「金融機関の口座番号を聞き出そうとしたり、給付金支給に掛かる手数料を要求したりするケースが増える可能性もある。問い合わせには絶対に応じないで」と強く訴えている。
問い合わせや相談は同センター 電話0144(33)6510。
















