日高町富川西在住で、苫小牧東高校2年生の只野詩織さん(16)が、2月に行われた第218回日商珠算能力検定試験1級に300点満点で合格した。全国の合格者2488人のうち満点を達成したのは27人で、道内では只野さん1人という快挙。22日に苫小牧経済センタービルで表彰式が行われ、日本商工会議所から贈られた賞状が授与された。
只野さんは5歳の時、3歳上の兄の影響でそろばんに興味を持ち、2009年から町内の森谷そろばん教室(森谷貴美子代表)に通い始めた。16年に暗算能力検定準3段、17年も珠算3段などに合格。全国そろばんコンクールでは、読み上げ算競技小学4、5、6年の部(15年)で優勝。個人総合競技では中学2年の部(17年)、中学3年の部(18年)でそれぞれ優勝している。
日商珠算1級の試験は掛け算、割り算、見取り算を30分で行い、300点満点中240点以上で合格となる。只野さんは15年に285点で合格済みだが、満点合格を目指して18年から再挑戦。6度目の受験で見事目標を果たした。
苫小牧商工会議所の森本恭行専務理事から表彰状と盾を伝達された只野さんは「達成できないかなと思っていたので、とてもうれしい」と笑顔。今後は段位認定試験で4段への昇段が目標という。
同教室での満点合格者は、開業した06年以降で只野さんが初めて。指導者の森谷さんは「いつも慌てず、玉の弾き方も軽やか。基礎知識もある中で、検定前にもしっかりと練習に取り組む姿勢が成果につながった」とたたえた。
















