苫小牧市は21日の定例記者会見で、国や道、関係機関への2021年度要望事項40項目を発表し、最重点要望として7項目を掲げた。そのうち「JR新千歳空港駅から苫小牧方面へのアクセス向上」「北海道運輸局苫小牧運輸支局(仮称)の設置」の2項目は従来の重点要望から格上げした。
JR新千歳空港駅と苫小牧方面を行き来する際、現状では南千歳駅で乗り継ぎが必要なため、新千歳空港駅から苫小牧方面への直結を要望する。人気観光地の洞爺・登別温泉や白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)開業などで利便性向上が求められると理由を挙げている。苫小牧運輸支局設置では、苫小牧版の図柄入りナンバープレートが5月から交付開始となるため、組織体制強化の必要性を訴えた。
この他の最重点要望事項は▽国道の整備促進▽物流効率化に向けた港湾機能の強化▽JR室蘭線・日高線の維持存続▽苫小牧登別通(仮称)の道道昇格整備▽苫小牧厚真通の道道昇格整備―で、20年度まで要望していた道立特別支援学校設置は来年4月開設予定となり、取り下げた。
残り33項目の重点要望のうち新規要望は、幼稚園が文部科学省、保育所は厚生労働省と複数省庁にまたがり制度も違うため、統一を要望する「幼児教育・保育の無償化の在り方に関する検討」、入校者の減少が続く「北海道立苫小牧高等技術専門学院の入校促進」の2項目。
















