フェリー旅客35・8%減 新型コロナ影響-苫小牧港

フェリー旅客35・8%減 新型コロナ影響-苫小牧港

 新型コロナウイルス感染拡大の影響などで、3月の苫小牧港発着のフェリー旅客は前年同月比35・8%減の4万1466人と大幅に落ち込んだ。全7航路で減少し、東日本大震災が発生した2011年3月の3万3962人に次ぐ低水準となった。

 苫小牧海事事務所のまとめによると、旅客は、苫小牧港発の上り便が前年同月比36・8%減の2万46人。航路別の減少率は新潟便60・3%、名古屋便51・6%、仙台便46%、八戸便32%、大洗便21・2%となっている。

 下り便は、34・9%減の2万1420人。新潟便が60・9%、名古屋便は47・9%、仙台便は47・1%、秋田便は42・6%、八戸便は32・9%それぞれ落ち込んだ。

 乗用車は27・4%減の1万5158台、トラックは5・1%減の4万5432台だった。

 秋田、新潟、敦賀航路の新日本海フェリー(大阪市)は、国の緊急事態宣言後、旅客の予約キャンセルが相次いだ。大型連休の予約も例年の半分以下に落ち込んでいる。同社苫小牧支店営業課の藤川博史副長は「例年、3月は引っ越し需要があるが今年は少ない」と話す。

 「旅行シーズンで乗客が増える3月だが、今年は低調」と語るのは、八戸航路を開設する川崎近海汽船(東京)フェリー部の嶋村嘉高部長代理。仙台、名古屋航路の太平洋フェリー(名古屋市)も「団体の予約が軒並みキャンセルになった」(松田鳴光苫小牧港営業所長)と言う。

 大洗航路の商船三井フェリー(東京)の苫小牧支店は「物流は活発だが、大型連休の旅客の予約は前年の半分ほど」(安生秀明支店長)としている。

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