新型コロナ道内最多45人 千歳で21人、院内感染止まらず 鈴木知事「接触8割減」訴える

 道と札幌市は23日、新型コロナウイルスの感染者が新たに45人確認されたと発表した。1日当たりの感染者数は18日の38人を上回り、最多となった。千歳市では21人が感染。クラスター(感染集団)が形成されている千歳第一病院では新たに看護師や入院患者7人の陽性が判明し、計24人となった。札幌圏での医療機関の院内感染が止まらない状況について同日、臨時記者会見を開いた鈴木直道知事は「さらに拡大する状況が見込まれ、重く受け止めている」と危機感を募らせた。

 道内ではこの日も医療機関での感染が拡大。千歳第一病院では、20~40代の女性看護師3人と70~80代男女の入院患者4人が感染した。院内での大規模なクラスターとなっている。

 同じく千歳市の北星病院でも、20~50代の女性看護師5人と50代の女性介護職員の計6人の陽性が判明。道ではクラスターの可能性が高いとみて調査している。

 また、同市ではすでに4人の陽性が判明している訪問看護ステーション「やさしい介護しののめ」で新たに80代の女性利用者2人が感染。通所介護施設でも70~80代の女性利用者3人と40代の女性介護職員3人の計6人の陽性が確認された。

 この他、北海道がんセンター(札幌市白石区)では、入院患者を見舞いに訪れた人や看護師ら6人が感染し、累計で53人に。札幌呼吸器科病院(同)でも2人の職員の陽性が判明して計46人。すでに2人の感染が確認されている北広島病院(北広島市)では新たに恵庭市の40代の女性看護師が感染した。

 道内での感染者数はこの日で500人を超え、延べ540人(実人数535人)となった。

 法に基づく緊急事態宣言後も感染拡大が続いていることについて、鈴木知事は「人と人との接触機会は確実に減ってきているが、やはり8割の接触を減じていくというのが、わが国にとって取るべき最高の目標」と指摘。北海道も「そこにしっかり向き合っていかないと、事態が収束に向かうことにはならない」と警鐘を鳴らした。

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