新型コロナウイルスの緊急事態宣言の対象拡大で、道の休業要請の対象となったスーパー銭湯は、苫小牧市内でも臨時休業が相次いでいる。一方で、銭湯(公衆浴場)は休業の対象外。5施設が加盟する苫小牧浴場組合では、スーパー銭湯への休業要請が出された20日以降、新規利用者が増えた施設もある。郷路正明組合長は「銭湯が必要な人のため、営業を続けていく」と語る。
同組合の加盟各施設では、感染拡大の影響で利用者が3割ほど減少した。しかし銭湯は、自宅に風呂がない人や、浴槽があっても体力的に清掃できない高齢者らが利用する。そのため休業はせず、施設内のアルコール消毒やスタッフのマスク着用など、感染防止対策をしながら営業している。
市内音羽町の鶴の湯はサウナの利用を停止し、本来の営業時間を2時間短縮して午後8時までとしたが、他の4施設=公園湯(泉町)、大豊湯(沼ノ端中央)、松の湯(浜町)、苫の湯(大成町)=は通常通り営業。公園湯では、スーパー銭湯が休業してから新規利用者が全体の3分の1程度を占めるようになったという。
郷路正明組合長は「どこかの銭湯を閉めると、浴場を必要とする利用者が別の銭湯に流れ、密集を生んでしまう。感染防止に努めながら、頑張って営業を続けたい」と話した。
















