全産業がマイナス圏に 新型コロナ 各方面で下押し圧力 北洋銀の経営動向調査

全産業がマイナス圏に 新型コロナ 各方面で下押し圧力 北洋銀の経営動向調査

 北洋銀行は、2020年1~3月期の道内企業の経営動向調査結果を発表した。全産業の売り上げ判断指数(DI)は前期(19年10~12月期)に比べ12ポイント低下してマイナス23、利益判断指数(DI)も13ポイント低下してマイナス24に。業況は2期連続の低下で「新型コロナウイルス感染症拡大による下押し圧力が各方面に見られる」としており、全業種でマイナス圏に低下した。

 DIは増加企業の割合から減少企業の割合を引いた数値。調査は2月中旬~3月上旬に、道内企業691社を対象に実施。368社から回答を得た(回答率53・3%)。

 売り上げDIは、製造業と非製造業の全ての業種で業況が後退。ホテル・旅館業は前期に比べ4ポイント改善したものの、マイナス65と最も低い水準に。小売業も7ポイント改善したが、マイナス20。鉄鋼・金属製品・機械は18ポイント悪化しマイナス15、建設業も12ポイント悪化のマイナス11とマイナス圏に低下した。

 利益DIの業種別では、ホテル・旅館業が8ポイント悪化してマイナス71に。運輸業は27ポイント低下してマイナス22、食料品は40ポイント低下のマイナス37と、共にマイナス圏に突入。前期は0だった鉄鋼・金属製品・機械も12ポイント低下しマイナス12となった。

 全産業の4~6月期の見通しでは、売り上げDIは6ポイント悪化のマイナス29に。利益DIも5ポイント低下のマイナス29を見込む。

 北洋銀では「感染症拡大により先行きに不透明感が見られる。製造業、非製造業共に売り上げDI、利益DIがさらに低下する見通し」としている。

道内企業の業況の推移(▽はマイナス)

 調査期間     売り上げDI 利益DI

19年 4~6月期   ▽3     ▽8

      7~9月期   ▽3     ▽8

   10~12月期  ▽11    ▽11

20年1~3月期    ▽23    ▽24

   4~6月期見通し ▽29    ▽29

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