天皇陛下が即位されて1日で1年を迎えた。平成から令和の時代へと受け継ぎ、宮中でのご公務や行幸啓、被災地訪問など多忙な中で国民に寄り添う姿に、苫小牧市民やゆかりのある人からはねぎらいと期待の声が聞かれた。
市内王子町の弘文堂、秋山集一社長(69)は「災害が続いた時期も国民を第一に思いながらお言葉を発してこられた」とこの1年を振り返る。夢と希望の新時代を迎えたものの、今は新型コロナウイルスという大きな試練も訪れており「国民一体で苦難を乗り越えた先に希望があると信じたい」と力を込めた。
同じ思いを持つ栄町の無職、久保田信子さん(81)も不安を感じる世の中で「天皇皇后両陛下に心安らかな瞬間が少しでも多くあるよう願いながら前向きに生きていきたい」と話した。
明野新町の会社員、大西健太郎さん(32)は「いろいろなお言葉が励みになっている」と率直な思いを語る。被災地訪問など公務の多忙さにも触れ、「これからもお体に気を付けて元気なお姿を見せていただきたい」と述べた。
皇后陛下のご活躍が印象的という若草町の主婦、野田美紀さん(31)は、報道などを通じて「各国来賓との懇談など世界の人と積極的に関わられていると感じた。いつも笑顔で、朗らかなお人柄がすてきですね」と語る。
白老町のアイヌ民族文化財団で文化振興部門を担当する野本三治体験教育課長(57)は、30代の時に皇居で現在の上皇ご夫妻に伝統舞踊を披露。その際に「当時皇太子だった天皇陛下もおられたと思う」と振り返る。今月下旬には町内の民族共生象徴空間(ウポポイ)がオープン予定で「ぜひ皇后さまと一緒にご来館いただきたい」と期待を寄せた。
















