苫小牧市美術博物館 12日再開へ準備本格化、企画展も同時スタート

苫小牧市美術博物館 12日再開へ準備本格化、企画展も同時スタート
12日の利用再開に向けて準備を進める学芸員

 新型コロナウイルスの感染拡大防止で4月20日から臨時休館している苫小牧市美術博物館=末広町=について、12日から一部再開されることが決まり、学芸員らが急ピッチで準備を進めている。再開当日から企画展「水と生命~川と生き物のつながり~」をスタートする予定で、館内では展示品の最終チェックなどに追われている。

 苫小牧市は当初、市内公共施設の休館期間を10日までとしていたが、国が緊急事態宣言を延長したため、17日までの再延期を決定。このうち、感染対策の徹底などを前提に一部施設の休業要請解除を認める政府方針を踏まえ、同博物館の1階部分と勇武津資料館=勇払=を12日に先行再開することにした。

 今年度最初となる企画展「水と生命」は、標本や地図、模型などを通して苫小牧の川と生き物の関係性を紹介する内容となっており、▽川と大地のつながり▽川と生き物のつながり▽美々川と折居彪二郎▽川と芸術―の4部で構成している。

 このうち、川と生き物のつながりをテーマとしたコーナーでは、市内の川に生息するカワゲラやカゲロウなどの水生昆虫、ミズダニといった小さな生物、オジロワシやサケなどの大型生物の標本や●【92a8】製、模型などを展示。川が育む豊かな生命を身近に感じられるのが特徴で、担当者も「子どもも楽しみながら川について学べる内容」と話す。

 企画展は当初、大型連休に合わせて4月29日に開始する予定だったが、新型コロナ流行に伴う臨時休館で延期に。再開に向けては観覧エリアを1階のみに限定。感染リスクを減らすため、計画していた体験型展示も変更、学芸員による解説会など関連イベントも見送った。混雑時には入場制限なども行うという。

 企画展は6月21日まで。入館料は一般300円、高校生・大学生200円、小中学生以下無料。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る