弁当支援で笑顔の輪 地域食堂「ぽっけごはん」

弁当支援で笑顔の輪 地域食堂「ぽっけごはん」
弁当の配達準備をするスタッフ

 苫小牧市弥生町の地域食堂「ぽっけごはん」が今年3月から始めた弁当支援のニーズがじわりと広がっている。新型コロナウイルス流行で食堂での食事提供ができなくなり、急きょ代替で始めたところ、人のぬくもりが感じられると好評。食材は市民からの提供や寄付で賄っており、外出自粛など閉塞感が漂う中で喜びの声が上がっている。

 この地域食堂は、家庭や企業などで不要となった食材を集め、必要な人に提供する「フードバンクとまこまい」の活動の一環として2017年5月に開設。市内のNPO法人ワーカーズコープのメンバーを中心に運営している。

 温かい手料理が喜ばれていたが、新型コロナの影響で3月から活動を休止。一方で食材提供の善意は変わらず寄せられていたことから、食事が必要な人への支援策として弁当の提供を立案。3月中旬から試験的に始めた。

 基本的な利用料金を1食200円に設定。希望者を対象に毎週木曜日の提供を始めたところ、近くに住む1人暮らしの高齢者や子育て中の人などに評判が広がった。5月から週2回に増やし、当初は10人ほどだった利用者も現在は20人超となっている。

 弁当は同食堂での手渡しのほか、希望に応じて配達もする。事務局の松崎愛さんは「新型コロナ対策のため自宅で過ごしているせいか、スタッフとの会話を楽しみに待っていてくれる人も多い」と話す。缶詰やレトルトパックなど食品の提供は随時受け付け中で、「食べ物を買うお金がないなど困っていることがあれば相談してほしい」と呼び掛けている。

 取り組みに対する問い合わせ、申し込みはフードバンクとまこまい 携帯電話080(3089)3856(午前10時~午後3時)。

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