苫小牧署 今年も自転車のツーロック呼び掛け、日ごろの備えで盗難防止

苫小牧署 今年も自転車のツーロック呼び掛け、日ごろの備えで盗難防止

 苫小牧署は自転車シーズン本番を迎え、2年前から進めている盗難防止に向けた「ツーロック」を今年も呼び掛ける方針だ。4月までの被害件数は、新型コロナウイルスによる小中高校や大学の臨時休校の影響でほぼ前年同期を下回ったが、今後は学校再開で利用機会が増えるとし「油断をせず、できるだけ鍵を2個以上使うよう習慣付けてほしい」と話している。

 同署管内(1市4町)の自転車盗の被害件数を見ると、ツーロック作戦を始めた2018年は185件。19年は26件減の159件となったが、それでも7~9月の3カ月間は前年同期より2~12件多く推移した。被害全体の7割近くは小中高校生などの児童生徒で、最も多いのは自転車通学の割合が高い高校生という。

 同署の菊地淳一係長はツーロックのメリットについて「見た目で盗みにくいことが分かり、さらに固定物と一緒に施錠することで盗難の可能性が格段に減る」と話す。また、義務化されている防犯登録も盗難車両が発見された時に持ち主に戻りやすいとし、日ごろの備えを求める。

 自転車盗で最も狙われやすいのは無施錠の車両で、「短時間だから―と立ち寄った買い物先で被害に遭うケースもある。ほんのわずかな時間でも必ず鍵を掛けてほしい」と訴える。

 特に通勤や通学で使用している人にとっては、盗難によって新たな車両購入や移動手段の変更を余儀なくされるなど手間が増えるケースもある。学校再開以降は自転車利用が増える見通しにあることから、本人の日ごろの心掛けとともに、家族による注意喚起も大切と言えそうだ。

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