JR北海道は26日、6月18日付の役員人事を発表した。新会長にビューカード(東京)社長の田浦芳孝氏(65)が就き、JR北の綿貫泰之常務(58)を副社長に昇格させる。社長の島田修氏(62)は留任し、白川保友会長(73)と、現在副社長の小山俊幸氏(63)は退任する。新任監査役は国土交通省大臣官房審議官の堀内丈太郎氏(54)。人事は6月18日の株主総会と取締役会で正式決定する。
島田社長は「当面の経営課題となる新型コロナウイルスの感染拡大に対応し、感染終息後のV字回復と、今後の安定経営に全力を注げる布陣」と人事の狙いを説明。自身の続投については「新型コロナウイルス対策として年度末に予定されている主要な法律改正に全力で対応するため」と述べた。
次期会長の田浦氏は早大卒業後、国鉄に入社。JR東日本では2010年から14年まで常務を務め、ICカードのSuica(スイカ)普及事業に尽力。14年からはJR東日本情報システム(東京)、ビューカードで社長に就いている。島田社長は「安全の再生に向け、IT戦略、オペレーション改革に注力しなければならない。田浦氏はさまざまな業務を経験しているので、当社の経営の安定化に尽力いただけると期待している」と述べた。
副社長に就任する綿貫氏は、札幌駅周辺開発、地域交通改革などに取り組む。島田社長は「札幌駅周辺開発も佳境になるので担当してもらう」と期待を寄せた。退任の小山副社長は北海道キヨスク(札幌)の社長に就任する。
















