苫小牧市内でこども食堂を運営しているNPO法人寺子屋こどもの未来(山川貢代表)は、市内有明町にある個人所有の建物を子どもたちに開放する活動を始めた。地域内の居場所づくりを目的とした新たな取り組みで、当面は以前からこども食堂を利用している世帯を中心に試験的に受け入れて自由遊びを展開。6月以降は希望者を対象とした学習支援を計画中だ。
開放しているのは市内有明町の「いぶり勧学館(かんがくかん)」。不登校児童を対象としたフリースクールの立ち上げを目指している同法人の役員で木工所経営の磯崎文盛さん(33)から借り受けた。木造2階建ての旧アパートを改修しており、机や画材、図書や遊具などが備えられている。
同法人は毎月1回、日新町でこども食堂を開催。新型コロナウイルスの影響で活動が休止状態になり、今月に入ってから休校中の児童や保護者に弁当を提供している。山川代表は「活動を通じて全力で遊びを楽しめる場が必要と感じた」とし、磯崎さんの協力を得ていぶり勧学館で受け入れ活動を計画したという。
受け入れは21日にスタートし、連日のように子どもたちが利用している。開館2日目に友人ら4人と訪れた佐藤陽翔君(糸井小2年)は「とても楽しかった。また来たい」と笑顔で語った。
6月からは小学5、6年生と中学生を対象に無料の学習支援も始める計画。7日と14日に実施する予定で、山川代表やボランティアスタッフらが勉強を見守る。
山川代表は「取り組みを重ねながら、子どもたちが安心して過ごせるような地域内の居場所の在り方を考えていきたい」と語った。
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