登別市カルルス町のホテル岩井は、新型コロナウイルスの感染防止に配慮した1泊3330円(素泊まり、税別)の「3密(さんみっつ)ゼロプラン」の販売を始めた。利用客にマスク1枚を提供するサービスもあり、ホテル関係者は「安心して温泉を楽しんでほしい」と話している。
同ホテルは、道央自動車道登別東インターチェンジから車で15分ほどの場所にあり、自然の豊かさと静寂な環境から「登別温泉の奥座敷」とも呼ばれている。明治時代から湯治客に親しまれるなど人気を集めてきたが、新型コロナの感染拡大や外出自粛の影響から客足が激減。現状打開のため、ホテルの施設を最大限生かし、3密(密集、密接、密閉)にも配慮した安価な新プランを打ち出した。
食事は、間仕切りされた半個室状態の場所を確保し、混み具合によって入浴時間を制限するなどコロナの感染防止を徹底する。朝・夕食希望者は3000円(税別)加算など多様な有料オプションもそろえている。
温泉は無色透明、無臭で、硫黄泉主体の登別温泉とは趣を異にしている。21日の販売開始から1日数件の予約が入るようになり、ホテルでは「緊急事態宣言が全面解除となり、今後、お客さまが増えてくれれば」と期待している。
















