樽前荘 営業再開へ準備 相部屋やめ感染対策

樽前荘 営業再開へ準備 相部屋やめ感染対策
飛沫(ひまつ)感染を防ぐため手作りの透明な間仕切りを設置する管理人の吉川さん

 苫小牧市が支笏湖畔の千歳市モラップに開設する休憩、宿泊施設「モーラップ樽前荘」が6月1日、約1カ月半ぶりに営業を再開する。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月20日から臨時休館していたが、道の休業要請の全面解除などを考慮した。

 1泊1500円以内で利用できるため、オートバイや自転車で道内旅行する人らの間で人気の樽前荘。本来、営業期間は4月16日から11月15日まで(冬季は閉鎖)だが、新型コロナの影響で営業を始めた4日後に、休館する事態となった。

 長年、管理人を務める吉川英二さん(68)は「1952年の開設以来、営業期間中に休んだのは初めて。休館中も毎日来て、施設の状態を確認していた」と言う。

 再開に向け、アクリル板と角材で手作りした飛沫(ひまつ)防止用の間仕切りをカウンターに設置。利用は男女別の相部屋が基本だが、当面は1室1組に制限する。各所に消毒液を置き、検温なども求める。

 吉川さんは「すでに8月まで宿泊の予約が入っている。感染者が出ないよう細心の注意を払いたい」としている。

 樽前荘は、市が青少年の自然学習や宿泊体験施設などを目的に52年、支笏湖畔の国有地に開設。99年の全面改修で現在のログハウス風の2階建てになった。苫小牧観光協会が指定管理者として、管理運営を担っている。

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