苫小牧・ハスカッププラザ・3施設の利用者 19年度は16万人で最多更新

苫小牧・ハスカッププラザ・3施設の利用者 19年度は16万人で最多更新
利用者数最多を更新したハスカッププラザ=苫小牧市保健センター(旭町)

 苫小牧市保健センター(旭町)、市夜間・休日急病センター(同)、苫小牧呼吸器内科クリニック(双葉町)を運営する一般財団法人ハスカッププラザ(旭町)がまとめた2019年度の3施設の利用者数は、前年度比7.7%増の16万42人で過去最多を更新した。市が実施した「みんなで健幸(けんこう)大作戦!」の成果などで市民や地元企業の健康意識が向上し、主軸の市保健センター利用を押し上げた。同プラザは引き続き市民の健康づくりを進めるため、健診や検診体制の充実と情報発信を継続する方針だ。

 内訳を見ると、市保健センターは9・2%増の12万8853人、苫小牧呼吸器内科クリニックは6・3%増の1万5051人と増加した。一方、市夜間・休日急病センターは1万6138人で13・7%減。同法人健康推進課の担当者は「市民の健康増進意識が広がった結果」としている。

 保健センターの内訳は、総合健診と一般健診の総数が5万1631人で3・6%増。このうち総合健診は1万8900人、一般健診は3万2731人となっている。

 各種がん検診は7280人で9・7%増となった。このうち最も件数の多かった大腸がんは2082人(18・9%増)、次いで肺がん1792人(5・2%増)、子宮がん1210人(10・5%増)、胃がん1137人(10・2%増)などの順で、いずれも前年度より伸びている。

 また、医師や保健師らによる健診事後指導は23・5%増の1万6364人、特定保健指導も3283人で22・1%増となった。担当者は「健診結果の説明機会を増やしたことで利用者の信頼が高まった」と分析する。

 さらに脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞などの将来リスクの検査が416件、アレルギー品目の検査も651件などオプション検査も増えた。担当者によると当初予想の3倍以上といい、自分の健康に対する関心の高まりを裏付けた格好だ。

 利用者が増えた理由について担当者は、市が19年度に実施した「健幸大作戦」や訪問受診勧奨などで全体の8割を占める保健センターが伸びたと説明する。一方で市夜間・休日急病センターの利用減少については「インフルエンザ流行による感染予防策など健康意識の高まりがあるのではないか」としている。

 今後は新型コロナウイルスの感染防止対策を図りながら、受診者ニーズに沿った安全安心な健診、検診体制の充実を進める方針だ。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る