ライブハウス存続へCFで資金募る エルキューブ運営のリブライフ

ライブハウス存続へCFで資金募る エルキューブ運営のリブライフ
「営業が再開できたら、これまで以上に楽しめるライブハウスを実現したい」と語る杉村社長

 新型コロナウイルスの影響で、全国的に苦境に立たされているライブハウス。苫小牧市王子町の「ELLCUBE(エルキューブ)」を運営するLIVELIFE(リブライフ、杉村原生社長)は、インターネットで資金を募る「クラウドファンディング」を14日まで実施している。支援金額によって返礼品は異なるが、感染収束後に開催するライブチケットや演奏する曲目の決定権、リハーサル入場権など、ライブハウスならではの取り組みになっている。

 資金は、通常営業ができる日までの店舗設備や雇用などの維持、無観客でのライブ配信などの費用に充当する考えで、目標金額は200万円。

 インターネット上のサイト「キャンプファイヤー」を通じて募集しており、支援額は1500円~10万円の14種類。返礼品の一部に、苫小牧出身のロックバンド「NOTWONK(ノットウォンク)」や6人組バンド「FREEKICK(フリーキック)」などが協力している。

 道は1日からライブハウスの休業要請を解除したが、客を入れた状態でのライブはまだ難しく、杉村社長は「ライブの収益ゼロは長期にわたる」と見込む。しかし、「地方都市は全国の音楽文化の底上げに重要な役割を担っている」と地域に密着した運営に信念を持っており、「今ここで未来を諦めるわけにはいかない」と強調する。

 同店を日頃から利用していたバンドマンたちからも協力の打診があり、他店との差別化も考えてライブチケットなどを返礼品に用意した。「すぐにライブはできなくても、チケットがあることで(支援者の)今後の楽しみにもなれば」と期待する。

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