《5》 川沿歯科医院 口腔単位で治療に当たる HPで「さくら新聞」発行、70回に

柔らかな笑顔で患者の診療に当たっている五十嵐院長

 曽祖父から4代にわたって歯科医という五十嵐由貴江院長(41)。医院は1989年に錦町から現在の川沿町に移転し、地域のかかりつけ医として日々の診療に携わる。

 苫小牧東高校から岩手医科大歯学部に進学し、卒業後は北海道医療大歯科クリニックで研修を積んだ。そこで学んだのは「一口腔単位」で治療に当たること。「痛い部分だけではなく、歯周病など口腔内全体を診るのが何よりも重要。患者さんにもしっかり説明し、納得していただいてから治療を進めます」と語る。

 医院全体のモットーとしているのは患者さんに笑顔で帰ってもらうこと。日ごろの声掛けにも気を配り、女性ならではの柔らかな対応が喜ばれ、女性や子どもから受診しやすいと好評だ。月1回を目安に自院のホームページで発行している「さくら新聞」は、今年6月号で第70回になった。口の中の健康管理につながるような毎回三つのテーマを取り上げており、「楽しみにしてくれている患者さんもいます」という。

 関係者向けに開かれた講習会の内容を院内研修という形でスタッフへ伝達するなど、チームプレーも大切にする。「一人一人の患者さんの情報を共有し、ワンチームで診療に当たっています」と笑顔で話している。

住  所…苫小牧市川沿町5の13の20

電  話…0144(76)6480

診療時間…平日

      午前9時~午後7時

     (昼休みは午後1時~2時)

     土曜

      午前9時~午後0時半

     日曜祝日休診。予約制。

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