苫小牧市若草町の一般社団法人北海道多文化共生NET(五十嵐啓子代表理事)は、北海道教育大学岩見沢校の協力を得て「共助と防災」をテーマに製作したトートバッグを売り出している。災害時に欠かせない助け合いの大切さを日用品のデザインに取り入れ、発信するのが狙い。
五十嵐代表が同校の知人を通して依頼し、美術文化専攻4年の朝日見帆さん、同2年の花越陸さんと中丸涼乃さんの3人が製作した。
バッグは大、小の2種類。大サイズは、大きさや模様が異なる三角、四角、六角形や丸、ひし形、台形などを一面にちりばめた。朝日さんは「バッグにいろんな物を詰め込むように、人種や性別、年齢が違っても助け合って暮らす大切さを伝えたかった」と多文化共生を表現した。
小サイズは、防災ラジオのスピーカー、アンテナ、ダイヤルをワンポイントで配置。お互いに支え合う意味の「Support each other」を吹き出しの形で添え、花越さんは「ラジオから聞こえてくる感じを出したかった」と説明する。
苫小牧市内で4日に開催された防災イベント「備えるフェスタ」で販売をスタート。3人も手伝いに来て、中丸さんは「かわいい、と言ってもらえてうれしかった。日常的に使えるデザインを目指したので、小まめに防災を意識してくれたら」と願いを込めた。
五十嵐代表は「学生たちが想像以上の物に仕上げてくれ、堅いテーマもアートを生かすことで親しみやすくなる気がした。今後も何か考えていきたい」と意欲を見せる。
価格は大1650円、小990円で、同NETで販売中。問い合わせは同NET 携帯電話080(8455)5512または電子メールhkdmcnet@hkdmcnet.com。
















