新設法人は4525社 19年の道内 2年ぶり増加 東京商工リサーチ

新設法人は4525社 19年の道内 2年ぶり増加 東京商工リサーチ

 東京商工リサーチ北海道支社は、2019年(1~12月)の道内新設法人動向調査結果を発表した。新しく設立された法人は前年比1・2%増の4525社となり、2年ぶりに増加に転じた。

 地域別では、札幌市が2579社(前年比58社増)と全体の57%を占めた。以下、旭川市(212社)、函館市(153社)、帯広市(137社)、苫小牧市(93社)の順。

 産業別では10産業中、5産業で増加。小売業が21・5%増と最も高い伸び率で452社設立。製造業(6・1%増の240社)、建設業(4・9%増の618社)、運輸業(4%増の104社)、サービス業・その他(2・5%増の1840社)も増えた。

 一方、減少率が大きいのは農・林・漁・鉱業で14・4%減って214社だった。

 資本金別では、「100万円以上500万円未満」が50・8%と半数以上を占め、小規模な法人が増加した。

 法人格別では、「株式会社」が2862社と全体の6割強を占めた。設立時の資金負担や維持コストが抑えられ、柔軟な運営ができる「合同会社」は1318社設立され、前年比5・1%増えた。

 同支社は、新型コロナウイルス感染拡大が続く20年については「緊急事態宣言の間、法務局が業務を一部縮小するなど、新設法人の手続きに少なからず影響を生じている」と指摘。今後も深刻な景気悪化に加え、「新しい生活様式」の実践で「従来のビジネスモデルや収益シミュレーションが狂い、起業計画の練り直しを迫られることが危惧される」と分析している。

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