道は、道内企業の7~9月期の「円安の影響」と「人手不足の状況」調査結果を発表した。円安について「マイナスの影響が大きい」とする企業が38.9%と全体の4割近くを占めた一方、34.3%の企業は「為替は業績に影響しない」と回答。「プラスとマイナスが同程度」が4.1%で、「プラスの影響が大きい」は2.8%だった。
「マイナスの影響が大きい」と回答した企業の業種別では、「卸売・小売業」が50.6%で最多。以下、「建設業」(47.7%)、「製造業」(42.5%)の順となった。
マイナスの影響の具体的な内容(複数回答)では、「燃料・エネルギー価格上昇に伴う負担増」が78.6%でトップ。これに「輸入資材等の仕入れ価格上昇に伴う負担増」(66.8%)、「仕入れコスト上昇分を価格転嫁できず収益が悪化」(32.6%)が続いた。
これに対し、プラスの影響の具体的な内容(複数回答)については、「インバウンド客向けの売り上げが増えた」が46.7%で最多。以下、「海外の顧客が増えた」(23.3%)、「為替差益で利益が増えた」(13.3%)の順。
人手不足の状況では、正規従業員の充足の度合いについて、全体の56.9%が「不足している」と回答した。内訳は「不足」が46.0%、「非常に不足」が10.9%だった。
不足している企業の業種別では、「建設業」が75.6%で最多。これに「運輸業」(62.5%)、「卸売・小売業」(52.0%)が続いた。
人手不足の影響に関する具体的な内容(複数回答)に関しては、「生産性やサービス等の低下」が47.8%でトップ。以下、「売り上げ減少(機会損失等)」(45.1%)、「従業員間の技術・ノウハウ伝承の不足」(41.5%)の順。
人手不足の影響緩和対策(複数回答)については、「待遇や職場環境等の改善」が61.9%で最多だった。
調査は7月26日~10月1日、道内企業900社を対象に実施。434社から回答を得た(回答率48.2%)。
















