北海道財務局は11日、4~6月期の法人企業景気予測調査結果を発表した。道内全産業の景況判断指数(BSI)はマイナス47・5となり、前期(1~3月期)に比べ24・2ポイント低下。新型コロナウイルス感染拡大が本道経済を直撃し、4~6月期の調査としては過去最低の値となった。
BSIは、景況感が「上昇した」とみる企業の割合から、「下降した」とみる企業の割合を引いた値。5月15日を調査地点に、資本金1000万円以上の道内企業483社を対象に実施。345社から回答を得た(回答率71・4%)。
業種別では、製造業が前期比25・9ポイント低下してマイナス56・8に。3期連続の「下降」超で、4~6月期としては過去最低の値。「情報通信機械器具」で世界的な自動車需要の減少により自動車向け部品の生産稼働率が低下。「輸送用機械器具」では生産体制の見直し(減産)や工場の稼働日数が減少。「木材・木製品」でもテレワーク(ペーパーレス化)などにより木材チップの需要が減少した。
非製造業は前期比23・5ポイント低下してマイナス44・7。こちらも3期連続の「下降」超で、4~6月期としては過去最低の値。「建設業」では予定していた建設工事の中止や延期が相次ぎ、「情報通信業」ではスポンサー企業の広告控えやイベント中止により収入が減少。「娯楽業」では今後も「すぐには需要は戻らない」との見方が広がっている。
企業の規模別では、大企業(資本金10億円以上)が前期比33・9ポイント低下してマイナス41・8に。中堅企業(同1億円以上10億円未満)は前期比31・4ポイント低下してマイナス44・1。中小企業(同1000万円以上1億円未満)は前期比18・8ポイント低下してマイナス52・0に。いずれも「下降」超幅が拡大した。
全産業の7~9月期の先行き判断はマイナス15・9で、4~6月期に比べ「下降」超幅は縮小する見通しとなっている。
















