来月からレジ袋有料化 コンビニ各社準備進める、マイバッグ対応は「検討中」

来月からレジ袋有料化 コンビニ各社準備進める、マイバッグ対応は「検討中」
店頭にレジ袋の有料化を知らせるポスターを掲示した東京都内の店舗(セブン&アイ・ホールディングス提供)

 プラスチック製買い物袋(通称レジ袋)の有料化が来月1日からスタートする。苫小牧市内ではすでに一部スーパーなどで導入済みだが、注目されるのはコンビニエンスストアの対応だ。マイバッグ利用者の増加も予想されるが、大手各社はそろって「商品袋詰めなどの対応を現在検討中」としている。新型コロナウイルスの感染を懸念する買い物客もおり、市内の店舗からも「運用してみないと分からない部分が多い」と戸惑う声も上がっている。

 レジ袋の有料化はプラスチックごみの削減が最大の狙い。海洋汚染問題や地球温暖化などの一因とされ、小売業を営むすべての事業者が有料化の対象。地域住民は買い物の際、レジ袋を購入するか、マイバッグを持参するなどの対応が必要となる。

 コンビニ最大手のセブンイレブンジャパンを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングス(東京)によると、セブンイレブンの店舗では7月1日から、特大サイズのレジ袋を1枚5円、他の4種類は同3円で販売する。マイバッグ対応は現在検討中で「客や従業員の声を聞きながら慎重に判断する」(広報センター)と説明する。マイバッグは現時点でも少数の利用者がいるが、各店舗ごとに対応が異なるとし「統一ルールを作るかどうかも検討する」としている。

 ローソン(同)は8種類のレジ袋を3種類に削減し、1枚3円で販売することを決め、ポスター掲示や店内放送で周知中だが、マイバッグ対応は未定という。同社広報部は、新型コロナウイルスの流行で店員がバッグや商品に触れることを嫌がる客もいるとし「感染予防を踏まえて検討したい」と話す。

 道内大手のセイコーマートを展開するセコマ(札幌市)も同様で「現状で回答することは難しい」と動向を注視している状況だ。

 一方、市内のコンビニ各店からは有料化を心配する声が上がる。レジ袋使用率が9割超という店舗の男性オーナーは「温かい商品と冷たい商品がある場合、袋を2枚買ってもらう必要がある」と指摘。会計ごとにレジ袋の購入有無も確認が必要で「店員の負担が増える」と話す。

 同店では店員がマイバッグへの袋詰めをしており、レジに垂れ下がる飛沫(ひまつ)感染防止用の透明シートの高さを調整しながら対応。自分で袋詰めをする客もいるため臨機応変に対応する考え。

 男性オーナーは「スムーズな会計には店員の対応力が重要。レジ袋有料化に合わせて接客品質を向上させたい」としている。

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