オオジシギを写真やパネルで紹介 ウトナイ湖野生鳥獣保護センター

オオジシギを写真やパネルで紹介 ウトナイ湖野生鳥獣保護センター
オオジシギの保護活動を紹介する展示会

 日本野鳥の会は、準絶滅危惧種の野鳥オオジシギの保護活動や生態を写真やパネルで紹介する展示会を苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センター2階ギャラリーで開催している。26日まで。

 オオジシギは長いくちばしが特徴のハト大の野鳥。4~9月は主に北海道の湿地帯など、10月~翌年3月はオーストラリアに渡り、東海岸で過ごす。開発行為などで湿原や草地が減少する中、苫小牧市内の勇払原野は国内でも貴重な繁殖地だ。

 会場では、今年1月に市内の小学生らでつくる「オオジシギ調べ隊」がオーストラリアを訪問し、現地の調査チームやジュニアレンジャーと交流した模様を写真で展示。網を使って個体を捕らえ、足に目印を取り付ける様子のほか、メンバーが渡りのルートを解明するため体重など一定基準をクリアした個体に発信器を装着する場面も紹介している。

 また、イラストを使った展示物では、雄が雌にアピールするため「ズビャーク、ズビャーク」と独特の鳴き声を上げ、低い羽音を立てて急降下する飛び方「ディスプレイフライト」を行う習性があることを説明。実際の鳴き声や飛び方も映像で見ることができる。

 同会がこれまで勇払原野で行った個体数調査では減少傾向が見られるといい、ウトナイ湖サンクチュアリの和歌月里佳レンジャーは「オオジシギが見られる自然が苫小牧には残っている。地元の人に知ってもらうことが保護につながる」と話している。

 開館時間は午前9時から午後5時。月曜日休館。

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