苫小牧市新明町の金(こん)チヱさん(89)宅で、黄色いボタンが鮮やかな花を咲かせている。30年ほど前から丹精込めて育てており、今年は30輪ほどが一気に開花した。周囲に植えられた多くの花とともに庭を華やかに彩る。
金さんはガーデニングと農作業が趣味。自宅の庭にはテッセン、ツツジ、ハスカップなどの花が咲き誇る。庭の畑でホウレンソウやブロッコリー、シュンギクなどを植えているほか、町内に別の畑を借りてジャガイモやハクサイ、ダイコンも育てている。
ボタンは夏祭りの露店で中国産を購入。最初は30センチほどの丈だったが、水やりを欠かさず、冬は保温のための囲いをするなど大切に育て、現在は1・6メートルを超える高さに。今年は6月初めにつぼみが出始め、8日ごろから一気に咲いたという。
「あまりにもきれいなので」と30年前に亡くなった夫の清さん(享年59)の仏壇に供え、近所の人にも配る。金さんは「手を加えて面倒を見るほどに美しい姿を見せてくれるのがうれしい」と明るい笑顔で語った。
















