千歳市が、市の観光PRを目的としたアニメ製作のためにふるさと納税を呼び掛けていたアニメが完成し、24日午前1時50分から北海道文化放送(UHB)で放送される。千歳出身の声優で歌手の鈴木愛奈さん(24)が主演するテレビアニメ「邪神ちゃんドロップキック’」とコラボし、市内を舞台にした「千歳編」。支笏湖や道の駅といった観光名所、銘菓が登場し、山口幸太郎市長も出演する。
アニメは、鈴木さんが演じる上半身は少女で、下半身が蛇の姿をしたキャラクター「邪神ちゃん」と、声優の大森日雅さん(25)=長野県出身=が声を当てる女子大生「花園ゆりね」の同居生活を描いたコメディー作。2018年に地上波で放送され、今年4月から続編を放映中。千歳出身の声優、花井美春さん(22)も新キャラクター「リエール」役で登場する。
「千歳編」は、観光目的で新千歳空港に降り立った一行が、道の駅「サーモンパーク千歳」や、菓子とパン製造販売のもりもと本店で買い物を楽しみ、サケのふるさと千歳水族館や世界遺産登録を目指すキウス周堤墓群、支笏湖、丸駒温泉などの観光名所を巡る。
もりもとの銘菓「雪鶴」やパン「シャモニー」も描かれ、観光客やファンが千歳を訪れた際に、作品の世界観と同じ体験ができるようになっている。
また、放送を記念し、道の駅内にあるソフトクリーム店「ミルキーベル サーモンパーク店」では、24日からアニメの中でキャラクターたちが食べたフロート(税込み650円)などを発売する。
ふるさと納税による画期的なアニメ製作を発案した千歳市は、納税者が何を欲しいのかではなく、納税者と何をやりたいかに焦点を当てて企画を検討。納税の募集期間は、19年12月2~31日の約1カ月にもかかわらず、目標額の2000万円を大きく上回る1億8438万円が集まった。
同作は、道内外の地上波テレビ局や定額制動画配信サービス「アマゾンプライム・ビデオ」などで配信される。鈴木さんは「千歳市の魅力やこういう所なんだという興味を持っていただけたら道民、千歳市民としてすごくうれしいです」とPRしている。



















