日本競走馬協会が主催する国内最大のサラブレッド競り市「セレクトセール」が7月13、14の両日、苫小牧市美沢のノーザンホースパークで開かれる。新型コロナウイルス感染拡大防止へ、同施設を貸し切りにした上、入場者を限定。開催方法を一部変えるなど対策を徹底し、当初の日程通り行われることになった。
同セールは例年7月にノーザンホースパークで開かれ、主に胆振や日高、石狩の牧場で生産された良血馬が登場。国内外から注目を集めている。昨年は7月8、9日両日で1歳馬、当歳(0歳)馬計455頭が上場され、落札総額は過去最高の約205億円だった。今年も、昨年7月に死んだディープインパクトの産駒など440頭が上場する予定だ。
新型コロナの感染拡大防止策として事前下見日とセール当日の11~14日、同施設を貸し切りにした上、入場者は事前に登録した購買予定者や報道関係者らにとどめる。従来、運行していた新千歳空港―同施設間のシャトルバス運行も中止する。特に競り会場内は密閉、密集、密接の「3密」を避けるため、原則自由席にして入場者数を限定。滞留しないようにするという。
新たに電話による競り参加も実施。入場しなくても競りに加われるようにする。希望者は事前登録とパスワード配布により、競馬専門のテレビ放送「グリーンチャンネル」で馬をチェック。電話口で担当者からほぼリアルタイムで価格コール情報を受けながら、入札できる仕組みを整えるという。
このほか、入場時の検温やマスク着用、手指消毒、テーブル席などのソーシャル・ディスタンス(社会的距離)確保などコロナ対策を徹底。同協会は「例年と違う点があるが、コロナ対策に万全を期すために協力をお願いしたい」と呼び掛けている。
















