苫小牧市は、市民会館と周辺の公共施設を統合した市民ホール(仮称)の新設へ、パシフィックコンサルタンツ北海道支社(札幌)にコンサル業務を委託した。PFI(民間資金活用による社会資本整備)導入の助言や調査などを担う。市は7月にも庁内検討会議の初会合を開き、PFI事業者の選定に向けた実施方針や要求水準書の策定作業を加速させる。
公募型プロポーザル(企画型提案)で5社から提案があった。提案書の審査やヒアリングなどを通して、最高評価を得た同社を選定。さいたま市の文化ホール「プラザノース」、茨城県神栖市の防災アリーナなど2万平方メートル以上の施設を手掛けた実績もあり、PFIアドバイザリーとしても高評価だった。契約額は4930万円。
これまでの市の検討結果と同社による再評価はほぼ同様の結論というが、同社は現市民会館の跡地利用を視野に、商業施設などの「民間収益事業の展開も可能」とするなど、新たな可能性も示しているという。
市はPFI事業者選定へ今年度から、委託業務の内容や事業の期間、方式などを定めた実施方針、業務範囲や実施体制など最低限必要な仕様書の要求水準の策定作業をそれぞれ進める。来年6月にも入札公告したい考えだ。
















