陸上自衛隊白老駐屯地(白老町)に所属していた自衛官川島拓巳さん(19)=当時=が自殺したのは、先輩から受けたいじめなどが原因だったとして、遺族が国に対して約1億円の損害賠償を求めている裁判に先立ち、母の五月さん(54)が24日、札幌市内で会見を開き、胸中を語った。「私が前に出て行くのが拓巳の遺志に応えること」と述べた。
原告側によると、拓巳さんは所属していた白老駐屯地で特定の先輩隊員から2011年10月以降、いじめ行為があり、精神科に通院するようになった。12年5月以降に退職を申し出たが、自衛隊側は退職を認めず、拓巳さんは同年10月に営内で自殺した。
初の口頭弁論は26日に行われる。五月さんは「息子だけでなく、いじめを苦にして自殺する自衛官も増え、同じような思いをしている親御さんもいる」とし、「とにかく前を向いて歩いて行く」と口頭弁論に向けた思いを語った。
















