帝国データバンク札幌支店は、２０２３年度の道内スーパーストア売上高ランキングを発表した。イオン北海道（札幌市）が前期比４.８％増の３５６０億８００万円を計上し、４年連続で首位を堅持した。上位２０位までは前年度から順位に変動はなかった。

　２位はコープさっぽろ（札幌市）で、前期比３.３％増の３１７４億９５００万円。３位はアークスグループの中核、ラルズ（札幌市）が１４８２億８２００万円（前期比５.３％増）、４位は「ホクレンショップ」などを店舗展開するホクレン商事（札幌市）が５６２億８７００万円（同２.３％増）で続いた。

　「フードＤ」を店舗展開する豊月（苫小牧市）は前期比０.５％減の１４２億円となり、前年同様１３位に入った。

　大手３強のグループ別売上高も、イオングループ（イオン北海道１７０店舗）が３５６０億８００万円（前期比４.８％増）で４年連続でトップ。

　２位は、コープさっぽろと業務提携先の魚長（函館市）、中央スーパー（留萌市）のグループ（１２９店舗）で、前期比３.３％増の３２７９億６６００万円。３位はアークスグループ（２１６店舗）で、４.４％増の３２５３億６９００万円だった。

　上位５０社の売上高合計は１兆２５５４億７２００万円となり、前年度に比べ３.６％増加した。

　調査対象は、道内に本社を置き、スーパーストア（生協含む）を展開する法人。原則として生鮮３品を扱いセルフサービス方式を採用する法人で、売上高には不動産賃貸収入なども含まれている。