苫小牧市サンガーデン（末広町）内のカフェサマルカンドで手作り品販売やワークショップを行っているアーティストらが今月、同店で独自イベントを開催する。「のみのいち　みっけ！」と名付け、食事の提供、手作り雑貨や陶器の販売、占いなどを予定している。

　期間は２１～２５日で、定休日の２３日を除く４日間。実行メンバーはいずれも市内在住で、同店マネージャーで冬至ごはんｔｅｓｈｉｏを主宰する河原宏美さん（６１）、ラッピングと水引の教室四季折々の土田由紀枝代表（５０）、手作り猫雑貨たまの西和恵代表（５５）、占い愛浬（あいり）の前元尚美さん（４９）、手づくり陶器の服部栄子さん（８２）の５人。

　同店での活動や交流の中で「お互いの特異性を生かしたイベントをつくろう」と意見が一致。先月、５人がそろって初会合を開き、メンバーがコーディネートする食事の提供や物販、陰陽五行（占い）のワークショップなど企画のアイデアを持ち寄った。内容は近く固め、初日の２１日は「冬至限定メニュー」も提供する予定だ。

　イベントは「心豊かな暮らしの提案」を掲げる。河原さんは「有志が協働することで相乗効果が生まれるはず。これまでにないようなユニークな内容で、来場者が交流を深めながら暮らしを楽しむきっかけになるとうれしい」とアピールしている。