若者のための心と体の健康イベント 7日に開成中でユースカフェ

若者のための心と体の健康イベント 7日に開成中でユースカフェ
ユースカフェinとまこまいのポスター

 苫小牧市内や近郊の助産師が主催する、若い世代向けの心と体の健康イベント「ユースカフェinとまこまい」が7日午前11時から、開成中学校(清水町)で開かれる。相談対応や性の正しい知識を伝える展示、生理用品について学べる実験ブース、来場者が気軽に交流できるおしゃべりコーナーなどを開設する。入場無料。

 イベントを企画したのは、助産院なりママ(柏木町)の中田知穂さん、のどか助産院(拓勇東町)の浅野雅美さん、助産院みなも(白老町虎杖浜)の長島英津子さん。3人は包括的性教育の視点から若年者の健康を守る活動をしよう―と、8月に市内でユースカフェを初開催。同校の協力で、2回目となる催しを計画した。

 ユースカフェでは性教育に関する書籍や資料の展示、性の多様性やSNSとの付き合い方などに関する情報提供、コンドームの展示、生理用品の吸水実験を予定。家族、友人らにも相談しにくい心や体の悩みや疑問を助産師に気軽に聞けるような交流の場づくりや、相談対応も行う。子どもが性をどのように理解しているかを大人が知る機会として、性について学んだ小学生が手掛けた「性教育新聞」も展示する考えだ。

 中田さんは「中学校を会場にしているので、子どもたちも気軽に来てもらえるのでは。『まちの保健室』のような感覚で立ち寄ってもらいたい」と話している。

 午後3時まで。申し込み不要、入退場自由。親子での来場も可。希望者は直接会場へ。

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