本道上空に寒気が流れ込んだ影響で、東胆振地方は5日午前、各地で雪が降った。苫小牧市内も一面雪景色となり、除雪作業に汗を流す人たちの姿も見られた。
同日午前、市内末広町の出光カルチャーパークで、駐車場の雪かきをしていた男性作業員は「中途半端な積雪量だと、人力で作業しなければならないので大変」と白い息を吐いた。駐車スペースを区切る白線が目視できるよう、スノーダンプで丁寧に雪を押し出していた。
室蘭地方気象台によると、寒気の流入で雪は同日午前4時ごろに降り始め、東胆振4観測地点の積雪深は、同8時現在でむかわ町穂別で1センチを記録。苫小牧市、安平町、白老町については統計上は0センチだった。7日ごろまで道内日本海側に気圧の谷がとどまるが、太平洋側でまとまった雪は降らない見通し。
















