農機など取り扱い拡大 荒井商事の苫小牧ヤード

農機など取り扱い拡大 荒井商事の苫小牧ヤード
中古の農業機械などが集まる苫小牧ヤード

 商用車オークション大手の荒井商事(神奈川県、荒井亮三社長)は、苫小牧市一本松町の「アライオークション苫小牧ヤード」で、取り扱い商材を中古の農業機械や建設機械、フォークリフトと拡大している。これら総合機械の10月実績は成約率が93・8%に達し、同社は「苫小牧ヤードでさらなる展開も考えたい」と手応えをつかんでいる。

 同社は中古事業者らを対象にしたオークション事業などを展開。今年5月に苫小牧ヤードを同社初の道内常設拠点として開設した。約1万3000平方メートルに大型トラック最大約100台を収容でき、乗用・商用バン、トレーラーなどの取り扱いから開始。取り扱い商材の拡大を進めてきた。

 9月24日に農業機械、10月22日に建設機械、フォークリフトの取り扱いをそれぞれ開始。同社によると、本道はホイルローダー、トラクターの保有台数が全国一で、本道物流拠点の苫小牧港から海外輸出もしやすい背景を踏まえた事業拡大で、同社は「地域的優位性を生かし、お客さまのニーズに応えたい」としている。

 12月から来年2月までは冬季休みとし、来年3月から本格再開する予定だ。

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