苫工2年が就業体験 電気工事業協組で

苫工2年が就業体験 電気工事業協組で
真剣な表情でスラブ配管に取り組む生徒

 苫小牧工業高校電気科2年の生徒18人が4~6日、苫小牧電気工事業協同組合でインターンシップ(就業体験)を行った。進路を選択するための貴重な機会に、生徒たちは真剣な表情で取り組んだ。

 4、5両日は会員事業所の現場などを見学。最終日の6日は新開町の苫小牧地域職業訓練センターのスキルアップセンターとまこまいで、組合青年部の指導を受けながら照明設備の取り付けやスラブ配管、漏電調査と高所作業を順番に体験した。

 脚立に乗り、電動ドリルドライバーを使って照明設備を取り付けた石黒慎さん(17)は「胆振東部地震のブラックアウトで電気の大切さを知った」といい「地元での就職を希望している」と話した。コンクリートの床に電気配線を埋め込むスラブ配管工事では、今井亜琉さん(16)が「結束線を留める感覚がつかめた」と笑顔を見せた。

 午後からは、同校OBの講話や生徒の「なんでも質問」の時間が設けられた。

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