田村氏は午後11時ごろ、末広町の選対事務所に姿を現して敗戦の弁。「力が足りず、皆さまの思いや願いをかなえることができず、本当に申し訳ありません」と集まった支援者に深々と頭を下げた。
選挙戦では、岩倉前市長が5期18年余り続いたことで、生じたゆがみなどを指摘してきた。田村氏は「遊説中に多くの市民の声を聞き、課題が山積して苦しんでいる人もいることを改めて実感した。市長になることはできなかったが、違う立場でできることはあると思う」と時折声を詰まらせながら述べた。
また、投票率の低さについては「自分の力不足。投票で市政が変わる実感を訴えるべきだった」と振り返り、今後の政治活動について「市長選に立候補した時点で、政治の道に進みたいと思っている。どういう形で皆さまの役に立てるか考えていきたい」とした。
















