冬のボーナス平均69万6千円 道職員

冬のボーナス平均69万6千円 道職員

 道職員に10日、冬のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。総支給額は前年同期に比べ約14億円多い約529億円となった。

 知事部局、教育委員会、警察本部の職員で総支給人数は約6万1800人。前年同期に比べ約500人減少した。

 道職員のボーナスは年間4.50カ月で、このうち冬は2.25カ月。道は人事委員会勧告に基づき、年間支給月数を0.10カ月分引き上げる給与条例改正案を開会中の定例道議会に提案しているが、今回の支給額には反映されていない。

 一般職(管理職を除く行政職、平均年齢37.2歳)の平均支給額は約69万6000円。前年同期より2万円増えた。

 特別職は、勤勉手当が付かず期末手当のみで1.70カ月。鈴木直道知事は知事選公約で30%削減を継続。さらに国の新型コロナウイルス対応の交付金を活用した補助事業で道の手続きミスがあったため、国に8億9000万円を返還することになった責任を取り、月給を15%3カ月分を減額する給与条例改正案が11月29日の定例道議会で可決。この62万1000円を期末手当から一括して減額し、知事のボーナスは約176万円となった。

 一方、13%削減を継続している副知事は約236万円。うち浦本元人副知事は知事同様、コロナ交付金問題の責任を取り、33万円減額し約203万円となっている。

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