日吉町町内会(板野勝会長)は7日夜、年内最後の夜間パトロールを行った。消防団の日新分団も駆け付け、赤色灯を点灯させた車両を走らせながら「お休みやお出掛けの時、戸締まりとともに火の元の点検を」と住民に呼び掛けた。
町内会の名前入りの黄色いジャンパーを着た会員ら約20人が約1時間、手分けして町内を巡り、空き家が多かったり街路灯が少なかったりする場所では特に念入りに見回った。町内会で続ける月1回のパトロール。板野会長は「高齢者が多い地域で、安心できると本当に喜んでもらっている」とやりがいを語った。
明野柳町内会(鈴木俊文会長)も6日夜、明野新町の夜間パトロールに繰り出した。黄緑色の蛍光ジャンパーを着た会員をはじめ、町内小中学校の教職員や苫小牧署員ら約40人が誘導灯や懐中電灯を手に町総合福祉会館を出発。隊列を組んでパトカーと共に30分ほど巡回し、街路灯の具合も点検した。
2005年から4~12月の毎週金曜日に実施(雨天時を除く)。今年は同日で31回を数え、例年になく回数が多いという。13日まで歳末警戒を続ける予定で、鈴木会長は「活動の様子を見て、協力したい―と言ってくれる人もいてありがたい。情報交換の機会にもなっているので、今後も続けたい」と意欲的だ。



















