胆振東部1市4町の銀行や信用金庫で組織する苫小牧地方金融機関防犯連絡協議会(久保田順司会長)は6日、苫小牧署で歳末金融機関防犯連絡会議を開いた。市内外の金融機関8社から約30人が参加し、特殊詐欺や銀行強盗発生時の対応などを確認した。
久保田会長は今年1~10月に管内で発生した特殊詐欺の被害は3件640万円、SNS型ロマンス詐欺は3件9300万円に上ると報告。同署の冨士本学生活安全課長は「ロマンス詐欺は40~60代の被害が多い。朝礼時などに注意を呼び掛けてほしい」と話した。
また、貴金属店や家人が在宅時の対面型の強盗など、相次ぐ凶悪犯罪の増加を指摘。金融機関を襲う強盗についてもDVDを見せながら「犯罪を防ぐ店舗づくり」を促した。
















