オリジナル看板完成 自動運転バス停留所に設置 まちの景色や建物をデザイン

オリジナル看板完成 自動運転バス停留所に設置 まちの景色や建物をデザイン
自動運転バスの停留所に設置する看板をお披露目

 苫小牧市が今月5日から実証運行している自動運転バス事業で、各バス停留所に設置するオリジナル看板が完成した。市内の小・中学生、高校生らが写真撮影した、まちの象徴的な景色や建物などを絵画で表現した計12種類で、近く往路・復路の停留所に設置する。

 市が看板設置に当たり、市内の小・中学校や高校などに素材となる画像の提供を依頼し、キラキラ公園のオブジェやウトナイ湖の白鳥、港の船、樽前山など69枚が寄せられた。昨年自動運転バスのラッピングを担った芸術作家の原游さんがアレンジした絵で表現し、縦90センチ、横50センチの木製パネルに仕上げた。

 協力した苫小牧東中学校美術部で10日にお披露目され、同部2年の木村優一さん(14)は「取り組みに参加し、パネルになったのはすごくうれしい。簡単な風景だが、デザインも面白い」と喜ぶ。自動運転バスには昨年も乗車したといい、「今年も乗って、撮影した風景がパネルとして使われたバス停を探したい」と笑顔を見せた。

 自動運転バスは、JR苫小牧駅―海の駅ぷらっとみなと市場(港町)間で来年2月16日まで、原則木~日曜に無料で乗車できる。年末年始期間の22日から来年1月8日までは運休する。

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