苫小牧市は第3次市総合防犯計画(2025~29年度)の策定に向け、計画素案に対する市民からの意見公募(パブリックコメント)を16日から来年1月16日まで実施する。
計画では▽防犯意識の向上▽地域における防犯力の強化▽安全で安心な環境の整備―の三つの課題を挙げ、自主防犯団体の活動支援や「ながら見守りタイ」の募集強化、通学路への防犯カメラの設置などを盛り込んでいる。
市内における2023年の犯罪発生件数は929件。03年の3826件をピークに減少傾向が続いているものの、窃盗や不審者からの声掛け事案なども後を絶たない。市はパブリックコメントを踏まえて素案を修正し、防犯のまちづくり懇話会と市議会の議論を経て来年3月、完成した計画を公表する方針。
















