沼ノ端中 森原さんら入賞 「税についての作文」コンクール

受賞を喜ぶ沼ノ端中の(左から)森さんと森原さん

 国税庁、全国納税貯蓄組合連合会が主催する中学生の作文コンクール「税についての作文」で、苫小牧沼ノ端中学校の2年生森原由衣さん(14)が北海道税務関係団体連絡協議会会長賞、3年生森凌空さん(15)が苫小牧税務署長賞をそれぞれ受賞した。

 コンクールは中学生が税に関心を持ち、理解を深められるよう、毎年税を考える週間(11月11~17日)に合わせて実施されている。

 今年は道内182校から3647編の応募があり、道税務関係団体連絡協議会会長賞に3編が選ばれた。同税務署長賞は苫小牧税務署管内(東胆振地域と日高町、平取町を含む1市6町)8校からの応募作93編から2編が選出された。

 森原さんは、救急車1回当たりの出動に約4万5000円の税金が使われ、通報件数の約半分が軽傷など緊急性の低いケースであることを指摘。将来、救急車が有料化される可能性もあることに懸念を示し「本当に必要としている人のため、救急車の安易な利用をなくし、無料で利用できる現状を維持する必要がある」と訴えた。

 森さんはコロナ禍で接種したワクチンに税金が使われていることに触れ「全日本国民が納めた税金がワクチンとして還元され、中には命が救われた人もいる。税金は国民の命や社会を構成する未来へのバトンである」と説いた。

 森原さんは「まだ実感はないが、大人になったら税金をちゃんと納めたい」と笑顔。森さんは「税金にマイナスイメージを持ったときは、その役目を思い出そうと思った」と述べた。

     ◇

 「税についての作文」では、苫小牧光洋中学校3年の髙橋陽稀さん(14)も苫小牧税務署長賞を受賞した。

 髙橋さんは「税金の使い道は正しいのか」のタイトルで、15年間で官民合わせて15兆円を投資する水素基本戦略を取り上げた。水素エネルギーを用いてモーターを回す熱効率に着目し、BEV(バッテリー電気自動車)に比べ水素を用いたFCEV(燃料電池車)の方が「熱効率が悪く、環境負荷の低減はわずか。目先の利益を優先するのではなく、少子化(対策)や生活困窮者への支援など、最優先するべきことがほかにある」と主張した。

 髙橋さんは「大好きな自動車に関して執筆するのが楽しかった。受賞できて光栄に思う」と喜びを語った。

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