苫小牧署は年金支給日の13日、苫小牧信用金庫本店でSNS型投資・ロマンス詐欺被害の予防を呼び掛ける活動を行った。苫小牧市市民生活課や同店の職員らも加わり、6人で来店客に注意喚起した。
市内では事業投資、株売買の電話勧誘や「還付金がある」といった市職員からの不審電話が相次いでおり、同署や市に多くの相談が寄せられている。
高齢者ばかりでなく、SNSを利用する40~50代も被害に遭っており、来店客に「電話やSNSを使った詐欺が増えている。気を付けてください」などと声を掛け、チラシやカイロ、ポケットティッシュを手渡した。
「被害が出ないよう多くの人に情報を発信していきたい」と同署の冨士本学生活安全課長。市市民生活課の池渕雅宏主査は「消防本部や行政職員を名乗り家族構成などを聞いてくるケースもあるが、知らない番号からの着信には応答しないでほしい」と語る。
















