SNS型投資詐欺を未然に防いだとして苫小牧署は9日、苫小牧信用金庫沼ノ端北支店の高山敬太支店長に署長感謝状を贈った。
同署によると、11月12日午後2時半ごろ、50代男性が送金窓口を訪れた。振込用紙に記入漏れがあり、窓口の担当者が目的を尋ねると「SNSで知り合った人から投資を勧められた。申し込んだら口座が凍結されていて解除するため15万円を支払いに来た」と話した。携帯電話で指示を待つような様子やLINEで振込先が送られてくるなど不審な点が多く、行員から相談を受けた高山支店長が男性を説得し、同署と沼ノ端交番に通報した。
高山支店長は「日ごろから対策していたので、未然に防げてよかった。投資型やロマンス型など手口が巧妙化しているので、今後も警察と連携して対処していきたい」と話した。
同署の川村徳治刑事・生活安全官は「SNSでの投資話は詐欺の可能性が高い。怪しいと感じたら警察に連絡してほしい」と呼び掛けた。
















