苫小牧市錦西町の北洋大学(奥村訓代学長)は9日、苫小牧囲碁伝統文化普及会の遠藤弘幸会長(72)を講師に招き、囲碁体験を行った。学生25人が遠藤会長の指導を受けながら、囲碁の基本を学んだ。
異文化交流論の一環。同大の大半を占める中国の留学生らが日本の文化に理解を深める。学生たちは「相手の石を囲む」というルールのほか、「お願いします」とあいさつしてから始める礼儀作法も教わった。遠藤会長から「相手がどこに置くか予想して」とアドバイスを受けながらクラスメートと対局した。
初めて囲碁をしたという4年生の于月陽(ウ・ゲツヨウ)さん(21)は「1回も勝てなかったけど、考えるのが楽しかった。アプリを入れたので暇な時間にやりたい」と笑顔を見せた。
















